rbenvで入れたRubyを全ユーザが使えるようにする
rbenvを使うとRubyの好きなバージョンを使えるので便利ですよね。
超便利なのですが、rbenvってインストールしたユーザしか使えないので、
違うユーザでRubyを実行すると、SystemのRubyが使われて意図した動作しないじゃんってなること多いと思います。
そこで、たくみがいつもやってる方法でrbenvでインストールしたRubyを全ユーザが使えるようにする設定を
解説しちゃいましょうと思います!!
(わ、忘れるからまとめたわけじゃないんだからねっ!!/// ><)
rbenvとRubyのインストール
rbenvをインストールしないとはじまらないので、rbenvをインストールします。
sudoを使用すると環境変数とパスが設定しないと読み込めないため、
rbenvコマンドはフルパス指定で、環境変数は実行ごとに設定しています。
shell | |
---|---|
1 | sudo yum groupinstall -y 'Development Tools' |
2 | sudo git clone https://github.com/rbenv/rbenv.git /usr/local/rbenv |
3 | sudo git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git /usr/local/rbenv/plugins/ruby-build |
4 | sudo RBENV_ROOT=/usr/local/rbenv /usr/local/rbenv/bin/rbenv init - |
5 | sudo yum install -y openssl-devel readline-devel zlib-devel |
6 | sudo RBENV_ROOT=/usr/local/rbenv /usr/local/rbenv/bin/rbenv install 2.3.0 |
7 | sudo RBENV_ROOT=/usr/local/rbenv /usr/local/rbenv/bin/rbenv global 2.3.0 |
rbenvとRubyのインストールが完了したので、
新たにユーザを作成して、インストールしたRubyが使えるかチェックしましょう。
ユーザを作成してrbenvのRubyが使えるか確認
rbenvでインストールしたrubyへパスを通すために /etc/profile に設定を追記します。
/etc/profile | |
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1 | export RBENV_ROOT=/usr/local/rbenv |
2 | export PATH="/usr/local/rbenv/bin:$PATH" |
3 | eval "$(rbenv init -)" |
それでは、ユーザを作ってみてRubyを実行してみましょう!
shell | |
---|---|
1 | sudo useradd takumi |
2 | sudo su - takumi |
3 | ruby -v |
4 | ruby 2.3.0p0 (2015-12-25 revision 53290) [x86_64-linux] |
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
rbenvでインストールしたRubyを使っていますね。
これでシステムに入っているRubyのことを気にしないで好きなバージョンのRubyを使えます。
他のバージョンのRubyをインストールするときには、
shell | |
---|---|
1 | sudo RBENV_ROOT=/usr/local/rbenv /usr/local/rbenv/bin/rbenv install x.x.x |
2 | sudo RBENV_ROOT=/usr/local/rbenv /usr/local/rbenv/bin/rbenv global x.x.x |
環境変数やフルパス指定を無くしてスマートないつものrbenvのコマンドにすることもできますが、
visudoでsudoersファイルをいじらないといけないので、今回はパスさせてください!
でわでわ、最高のrbenvライフを満喫してくださいね☆